看護師の転職の履歴書・職務経歴書の書き方

看護師の履歴書には、いくつかの独自のルールがあります。

例えば、資格は正式名称（看護師免許、準看護師免許、保健師免許）を書き、看護や医療系の資格を取得していればそれも記入します。

過去に勤務した病院は入社ではなく入職と書き、応募先の病院のことは「貴院」「貴社」「貴施設」と書きます。

履歴書の書き方

履歴書は、採用担当者に自分自身をアピールするための大切なツールです。

しかし、どのように書けば良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

以下に、履歴書の書き方について解説します。

履歴書の内容の構成

履歴書の内容は、次の項目を含めることが一般的です。

氏名、年齢、性別
連絡先（住所、電話番号、メールアドレス）
学歴（最終学歴を含め、学校名、学年、卒業年月、専攻）
職歴（直近のものから順に、会社名、部署名、在籍期間、職務内容）
資格・免許（取得年月、資格名、資格番号など）
趣味・特技（自己PRの一つとして、趣味や特技について書くこともあります）
顔写真（スーツを着用し、清潔感のある写真を選びましょう）

採用担当者が見るポイント

履歴書には、採用担当者が見るポイントがあります。

特に重要なのは、次の項目です。

顔写真：清潔感があり、スーツを着用していることが望ましいです。
志望動機：病院・施設に対する理解や、自己PRがしっかりとしたものであることが大切です。
退職理由：前職の退職理由については、説明が必要な場合があります。
その理由が明確で、説得力があることが望ましいです。

注意点

履歴書を書く際には、以下の点に注意しましょう。
誤字脱字がないか、文法が正しいかを確認する。
職歴において、実績や成果を記載することが望ましい。
資格や免許に関しては、有効期限がある場合は期限内であることを確認する。
趣味・特技については、自己PRとして掲載することがあるが、不適切な内容は避ける。

以上の点に留意し、自分自身をアピールする履歴書を作成しましょう

参考資料：
(1) 看護ルー『看護師の履歴書ガイド｜志望動機から封筒・送付状マナーまで .... 』
(2) ナースキャスト『看護師転職の履歴書・志望動機再就職に成功する応募書類の書き方まとめ』

職務経歴書の書き方

職務経歴書は、看護師の転職活動において非常に重要な役割を果たします。

採用担当者は職務経歴書を通じて、応募者のスキルや経験、資格や認定取得状況を把握し、選考の材料とします。

そのため、看護師が職務経歴書を書く際には、以下のポイントに注意することが大切です。

1. 資格や認定取得状況を明確にする

看護師の場合、国家資格である看護師免許を持っていることが前提条件となります。
そのため、職務経歴書には必ず看護師免許の取得状況を明記するようにしましょう。また、専門認定試験などの資格や認定取得状況も、明確に記載することが求められます。

2. 実務経験を詳細に記載する

看護師としての実務経験は、採用担当者にとって非常に重要なポイントです。
職務経歴書には、実務経験の期間や職種、業務内容などを詳細に記載するようにしましょう。
また、実務経験において特に成果を上げた事例や、困難を克服した経験なども盛り込むことで、自分自身をアピールすることができます。

3. スキルや専門知識をアピールする

看護師に求められるスキルや専門知識は多岐にわたります。
職務経歴書には、自分自身が持っているスキルや専門知識をアピールするようにしましょう。
例えば、医療機器の取り扱いや、看護技術の習得に関する取り組みなどが挙げられます。

4. コミュニケーション能力を強調する

看護師は、患者や家族とのコミュニケーションが非常に重要な仕事の一つです。
職務経歴書には、自分自身がどのようなコミュニケーション能力を持っているかを強調するようにしましょう。
例えば、患者の心理的なケアに配慮したコミュニケーションの取り組みなどが挙げられます。

5. チームワークをアピールする

看護師は、チームでの業務が中心となる仕事です。
職務経歴書には、自分自身がどのようなチームで働いた経験があるか、どのような役割を果たしたかをアピールするようにしましょう。
また、チームでの業務において特に貢献した事例や、チームメンバーとの円滑なコミュニケーションの取り組みなども盛り込むことで、自分自身をアピールすることができます。

以上のポイントに注意しながら、職務経歴書を書くことが大切です。

自分自身が持っているスキルや経験を的確に伝えることで、採用担当者の目に留まることができ、転職活動の成功につながるでしょう。

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